マッコリ通信vol.9 「ポカが行くvol.2 近代焼酎の父 河内源一郎の功績を探る」
「ポカが行くvol.2 近代焼酎の父 河内源一郎の功績を探る」
元祖源一郎さんの生マッコリ。
この名前を聞いただけでもインパクトがあって、実際飲んでみたらどうなんだろうという気持ちにさせてくれる。
そして、実際飲んでみると、喉越しの良さにビックリした。生マッコリ特有のシュワシュワした発酵具合に重くもなく軽くもなく自然に口の中に入っていく味わいがしっくりくる。
ポカが行く。今回は、この源一郎さん。河内源一郎のルーツに迫ってみようと思う。
河内 源一郎(かわち げんいちろう、1883年4月30日 - 1948年3月31日)は、日本の官僚、科学者、実業家。 「河内菌」の発見により焼酎の品質を飛躍的に向上させた近代焼酎の父。広島県深津郡吉津村(現・福山市吉津町)生まれ。
(Wikipediaより抜粋)
なぬー。近代焼酎の父ですとー。調べてみれば、日本の焼酎の9割以上が河内菌で作られているらしいじゃないですか。でも、ここからがただ者ではない。なんと、韓国の焼酎もほとんどが河内菌で作られているらしいのだ。
昭和20年。自分の工場で働いていた韓国人に河内菌を渡して、韓国でも河内菌を広めてくれと話したことで、その韓国人が事業を起こし成功させたとのこと。
そして、現在流通しているマッコリもほとんどが河内菌が使われてるんですと‼
河内菌はもはや神!?
韓国でも河内源一郎さんに敬意を表して「カワチキン」と呼ばれているとか。
文字通り研究の虫であった源一郎さん。死ぬ間際まで研究を続け自宅で容体が急変して亡くなったその時にも、麹と蒸し米が入った試験管を握りしめていたという。
その河内源一郎直系メーカーが作ったマッコリが美味しくないわけがない!?
河内菌に乳酸菌の最強コラボ。
この源一郎さんの生マッコリに含まれているアミノ酸は、健康に良いとされている黒酢の倍以上にもなるらしい。
ルーツを探っていくなかで、マッコリには抗がん物質が含まれているとの韓国食品研究院の研究結果が出たという記事も発見した。ビールやワインと比較して10〜25倍ものファルネソールが含まれてるんですって。マッコリを1日1杯〜2杯飲めば、がん予防にも効果があるなんて、アンビリーバボ!!
歳をとってくると、健康であることのありがたみが染みてくる。お酒を飲んで、それが体に良いなんて、酒は百薬の長とは本当良く言ったものだと思う。
毎日マッコリを飲んで、みんな長生きしましょうね。
近代焼酎の父、河内源一郎さんに感謝。
※こちらのお店で、元祖源一郎さんの生マッコリが飲めます。
「マッコリポチャ」
<マッコリ協会公式店舗>
東京都新宿区百人町1丁目5−7
白萩ビル別館1F
03-3207-3833
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<プロフィール>
チング・ポカ
2003年お笑いコンビ チング結成。2004年から韓国に住んで大学路にある劇場で、毎日韓国の芸人たちと共に韓国語でネタを披露し、腕を磨く。その後日本に戻り、より韓国に近いからという理由で福岡で2年間活動。福岡では、RKB『今日感テレビ』のレギュラーなどテレビ出演多数。2010年チング解散後、芝居の魅力に惹かれ数多くの舞台に出演、日本と韓国を行ったりしながら、日韓の架け橋になるべく精力的に活動している。
現マッコリ広報大使。
マッコリ広報大使チング・ポカさんブログ:http://ching-poca.laff.jp/
Twitter:https://twitter.com/swallow36
2013/10/24 11:10 入力