~新大久保は耳でも目でも胃でも韓国文化を楽しめる町~
新大久保はコリアンタウンって呼ばれているくらい韓国や朝鮮出身の人がたくさんいて賑わってる。だから焼肉屋や韓国料理店もいっぱい!なんせ新大久保駅を出て駅前通りを歩いているだけで、韓国料理店が道路の右手にも左手にも何件も並んでいる。しかもどこも本場の味と日本人の好みの味をうまくマッチさせてくれていて、本当においしい。新大久保へは我が家からは電車一本で行けるし、東京駅や新宿駅からだってすぐに行けるから、アクセスが良い。だから私はおいしい韓国料理を食べたい時は、新大久保に行くようにしている。主人との外食の時はもちろん、友達と食事に行く時や新年会の時なんかには、必ず候補に新大久保の韓国料理店があがる。
その中でも特に私がお気に入りのお店があるのだけれど、そこは2時間食べ放題ができるところ。限られたコースメニューの中からであれば、何品でも何皿でも注文し放題。限られたメニューといっても数はとても多くて、定番のナムルの盛り合わせやキムチがあるのはもちろん、サムギョプサルやチャプチェや海鮮チヂミとか、全部で30種類くらいある。それをどれだけ注文して食べても、2時間以内なら約3千円!安くてすごくお得だし、何より一品一品が抜群においしい。韓国独特の香味野菜と香辛料の味を生かしつつ、日本人の口に合うようにマイルドに作られている。
↑「にっこりマッコリ 新大久保K-PLAZA店」の「チーズトッポギ」
たとえばそのひとつに「チーズトッポギ」がある。マカロニに似た太くて長いお餅に、コチュジャンとチーズとがたっぷりと絡められている。もちもちとした食感がコチュジャンの辛さと旨み、そしてチーズの甘いコクと混ざり合って、しかも全体がアツアツでトロトロとしていて絶品。「石焼チーズビビンバ」も同じで、キムチの香ばしい味に生卵とチーズのとろみと甘味が加わっていて、深みのある味わいといい食べ応えといい最高だ。店内の雰囲気も良くて、給仕してくれるスタッフは日本人だから注文時のやりとりは日本語なんだけど、厨房や他の客席からは時々韓国語が聞こえてくる。私も韓国旅行の時に少し韓国語をかじったから、知ってる単語が聞こえてくると嬉しくなって、つい片言の韓国語を披露しちゃったりする。
それはお店の外でも同じで、注意深く耳を澄ますと、結構よく韓国語が聞こえてくる。韓国の民俗音楽やK-POPも流れているし、韓国の民族衣装であるチマチョゴリを着ている店員がいるお店もある。とにかく新大久保は耳でも目でも韓国情緒を楽しめて、さらに胃でもたっぷり韓国料理のおいしさを味わえる町だ。韓国はすぐ隣の国だし、国同士や人同士の親交を深めるためにも、私は今後も新大久保に足しげく通うつもりだ。
2014/03/15 15:30 入力