新大久保で食べられる本場韓国料理のチヂミの作り方
日本と韓国の関係を語る上で欠かせない場所というのが新大久保であり、この新大久保とは東京都にある地区であるが多くの在日韓国人が住んでいる街です。この町は本場韓国から様々な食品や雑貨が販売され、この韓国の文化を知る上での基礎知識を手に入れるには最適な場所と言えます。しかし韓国に限らずその国の文化を知るには各国で多くの文化の種類があり、どの文化から行けばいいのか悩みます。そこでその国の文化を知るに置いて最も良い方法と言えるのが、その国の食文化を知り実際に食べることで味付けや雰囲気がどんな感じに育っていったのかを知ることのできる食です。
↑「烏鵲橋」の海鮮チヂミ
韓国でいえば最もポピュラーであり、日本でも有名な料理というのがチヂミといえます。このチヂミとは日本でいえばお好み焼きに近い料理であり、そして韓国料理の中でも特に一般に食べられている家庭料理でもあります。このチヂミは日本のお好み焼きに近いため、その専用の粉も売られていることからてがるにに食べられるのですが、本当のチヂミはどんなふうなのかを知らない人も多いです。
実際のチヂミの作り方としてまず材料は小麦粉に塩に水に卵を基本ベースとしての生地に、その中にニンジンとニラを加えて混ぜます。その際にチヂミの特徴として外側は香ばしく中身は弾力のある食感を演出するために、まず弾力のある食感を出すために本場では小麦粉の中に韓国で取れる特有の野菜のデンプンを入れて作るのです。しかし日本では手に入らないため新大久保で手に入れるか、その代わりの代用としてジャガイモを擦って入れて生地を安定させるために最低で1時間寝かせます。そして焼きの工程に入るのですが、このチヂミの特徴である外側の香ばしさを出すために高温に熱したフライパンに通常であれば大さじ2杯の油を入れて生地を入れます。そして片面を焼いてる段階で生地が油を吸うので、その生地が吸って油が無くなったのを確認したら再び油を入れて焼き色を付けます。そしてひっくり返して再び油を足して、その油で片面に焼き色が付いたらその上にキムチを乗せて皿に上げて一口大に切ります。
食べる際には、しょうゆをベースにごま油と酢を混ぜたタレを作って完成です。本場では日本と同じく海に囲まれていることから海産物に恵まれており、その海産物を入れて作るのも美味しいです。現在日本と韓国の関係は良好とは言えず、そのお互いの溝は深まっています。しかしそういった状況だからこそ、この両国の文化の交流を盛んにすることで再び溝を埋めていくことが重要です。その溝を埋めるために、この食文化の交流もまた最も大事な要素でありその中で新大久保で本場の食文化に触れることもいいのではないでしょうか。
2014/04/22 17:07 入力