韓国料理だけじゃない!新大久保でエスニック料理を
新大久保と言えば、ここ数年韓流グッズが豊富だと話題になっているエリアです。実際に韓国人も多く、看板はハングルだらけでちょっと日本ではないような雰囲気を醸し出しています。ですが新大久保は韓国系だけの街というわけではありません。目立つのが韓国系なだけで、実は他の国の人も数多くこのエリアに暮らしています。その為、海外旅行好きの間では「本場っぽいエスニック料理が食べたくなったら新大久保へ行こう」という認識があるくらいです。
↑新大久保駅の近くにある本場のタイ・ベトナム料理が食べられる「ソムオー」
一昔前は外国の料理と言えば中国や欧米系ばかりでした。しかし最近は都内に限らずインドカレーやタイ料理、ベトナム料理などは地方でも比較的簡単に楽しめるようになりました。旅行に行く日本人も増え、また日本に来る外国人も増えたためでしょう。現地出身の料理人がいる料理店も珍しくなく、気軽に各国の料理が楽しめるのは嬉しい限りです。ですが少々マイナーな国の料理となると、やはり在日外国人の多いエリアでないとなかなか有りません。そんな中、海外旅行好き仲間から楽しそうなお誘いがありました。ミャンマー料理の店を見つけたから、そこで旅行話で盛り上がろうというお誘いです。この時、初めて私は新大久保駅で降りました。まさか日本でミャンマー料理の店があるとは思ってもいなかったので、とても楽しみでした。ミャンマーへは一度しか行ったことはありませんが、何とも言えない風情のある、そして通りすがりの人もとても親切な国だったのを覚えています。料理は少々辛く、脂っこかったものの、やっぱり懐かしい思い出です。
ミャンマーでは今でも民族衣装の着用率が高く、成人でも街中で普通にロンジーという巻きスカートを着用しています。最も現在では都市部を中心に着用率が下がってきているそうなのですが、私が旅行した時は99%、巻きスカートでした。その為ジーパンなどではかなり目立つので、私も市場でロンジーを購入し、旅行中はずっと身につけていました。せっかくなのでそのロンジーを着用して新大久保駅で待ち合わせしました。初めて降りた新大久保の街は確かにハングル文字が多く、韓流グッズも多く売られていました。そんな中、ミャンマー料理店はありました。そして店内では懐かしいミャンマーグッズが飾られ、美味しい料理と楽しい会話で思い出に残る飲み会になりました。店内は結構盛況でしたが、私達以外は在日ミャンマー人の人が多く、私がロンジーを着用しているのをみて褒めてくれたお爺さんもいました。日本の中にある、外国人の街は横浜や大阪、神戸などあちこちにあります。その中でも特に多くの国籍が集まる東京・新大久保は韓流に限らず多くの外国人との交流が出来る街なのです。
2014/06/23 15:19 入力