伝統雑貨や手作り教室など新大久保で感じる韓国文化

東京・新大久保のコリアンタウンはまさに韓流の聖地となっています。サムギョプサルやキムパプ、サムゲタンなどハングルのメニューや看板を掲げた韓国料理店が立ち並び、韓国食材の専門店まで軒を連ねています。一見しただけでは、ソウルなのか東京なのか分からないほどです。ドラマ冬のソナタが大ヒットした2004から05年ごろ、新大久保にはペ・ヨンジュンやチェ・ジウなど韓国俳優の関連グッズを売る店が多く登場し、中高年の女性ファンたちが押し寄せ、韓国ドラマブームが下火になれば、コリアンタウンの人気も冷めるだろうと冷ややかな声もありましたが、「KARA」や「少女時代」など韓国の新生アイドルが韓流ブームを再燃させたことで、新大久保は東京の名所として確固たる地位を築いています。


↑韓国伝統雑貨

今や新大久保は日本人にとって、現在の韓国文化に最も身近に出会える場所、つまり日本の中の韓国になっています。そして、新大久保では雑貨やアクセサリーなどの小物類や韓国伝統のパッチワークでもあるポジャギや伝統家具や寝具など手作りの韓国伝統雑貨から生活用品まで、日本で入手しにくい商品も数多く揃っている店でもあります。また、韓国の伝統衣装であるチマチョゴリを着ての撮影ができるのも、この新大久保のコリアンタウンのお店の特長のひとつで撮影スペースが設けられた店もあり、人気ドラマ宮廷女官チャングムの誓いの衣装と同じデザインのチマチョゴリを着て撮影することもできます。そして、新大久保で教室を探せば韓国好きな仲間と一緒に韓国料理やが学ぶことが出来ます。

また、料理だけに留まらず、韓国好きな仲間たちと一緒に韓国語や韓国文化に接することができるコミュニティースペースを併用しており教室もあり、韓国文化が体験できるカルチャーが開かれています。すぐ使えるハングル講座、ドラマで使う韓国語などの韓国語教室や、マッコリを楽しむ会、韓国小物作り講座、韓国コスメでメイク体験などの講座が盛りだくさんです。さらに、カルチャー教室ではスペースのレンタルも行っており、料理教室、交流会、持ち寄りパーティー、女子会などなどみんなで楽しみながら出来たての料理を食べたりと、レンタルキッチンならではの感動を味わえます。それから、新大久保に行ってみるとわかるのですが、韓国語を教えてくれる教室というものは、結構あります。多くの場合、こうした言葉を教えてくれる先生は、日本人ではなく韓国人という感じになっていて、本格的な韓国語を学ぶことができます。もちろん、先生は日本語も話せる人が多いですから、わからない点等につきましては、先生に日本語で質問することもできるようになっていて気軽に習えます。そんな新大久保は、今や休日ともなると若い女性が大挙して訪れ、大変な賑わいを見せるで身近に韓国が感じられます。

2014/07/08 15:25 入力