K-POPアイドルグッズといえば新大久保
韓流人気はドラマ「冬のソナタ」が一世風靡し、主演のペ・ヨンジュン通称ヨン様が韓流ブームを巻き起こした。その後、一時はそのブームが少し落ち着いたが、2010年頃今度はK-POP人気が急上昇。私もK-POPに魅了されたファンの一人だ。2010年から2012年頃までK-POPにハマっており、数多くの楽曲を聴いた。
中でも「少女時代」はビジュアル面やパフォーマンス面でとても憧れる存在となり、東京都の新大久保という街へ行き、K-POPアイドルグッズがあるお店に赴き、グッズを買いあさった。新大久保が韓流の街だと聞いたのは、身近に同じくK-POPアイドル好きの友人に教えてもらったのがきっかけだ。その友人は、福井県に住んでいるにもかかわらず、美味しい韓国料理店もあるからと何度も何度も新大久保に足を運んだと言っていた。友人が好きなK-POPアイドルが発売するCDには握手会の応募券が入っているのもあるということで、彼女は新大久保で同じCDを5枚も6枚も買っていた。
その友人に教えてもらったわけではないが、新大久保にはK-POPアイドルグッズを売るお店が多々連なっていて、中でも店舗が広そうなお店に入った。店内はグッズがてんこもりに置いてあり、客人はお気に入り商品を取り合う。私は写真集2冊、アイドルが表紙になっているファイル、シール3枚を購入。レジにもずいぶん並んだ。どうやら店員の方は韓国の方のようで、日本人がレジ前でいろいろ質問することにゆっくり、時に頼りなさげに応えていたようにみえる。店内には韓国人の客人もたくさんいた。その方々の対応をするためには、日本語が話せる韓国人か、韓国語が話せる日本人が店員でないとやっていけないのだと思う。店を出ると、「寄ってってください」とこれもまた片言の日本語で声かけを何度も浴びた。やはり、新大久保自体、韓国の方がたくさんいて、また韓国人顧客も利用しやすいのだと思う。まるで韓国に来たような不思議な感覚を味わえた。
今は、日本と韓国との外交関係が冷え切ってしまって、K-POPアイドルが日本のメディアで活躍する機会が随分減ってしまった。彼らは日本と韓国のかけ橋になりたいとよくライブなどで話している。私たちファンも、また日本メディアで活躍する彼らを観たいし、外交関係を改善して欲しいと願っている。きっと今までのように韓流ブームはまた訪れるのだと思っている。その時には、今よりも改善された政治体制で、彼らをあたたかく迎える日本人の心構えが必要だ。
そして新大久保が日本のリトル韓国として、日本人からも韓国人からも愛される街へさらに発展していってほしい。また、せっかく日本人と韓国人がたくさん訪れるのだから、気軽に交流できる場として、そのような機会を増やして欲しいと思う。
2014/08/06 17:56 入力