美味い料理に国境はありません

日本中どこへ行っても食べられるのが韓国料理です。言い換えれば、これほど市民権を得た外国料理はないのかもしれません。東京は新大久保駅周辺の韓国料理店が熱いです。
韓流が一世を風靡したのは、そう遠い昔のことではありません。キレイな足を見せながら歌うアイドル達に、心ならずも目を奪われたものです。目だけなら良かったものを、今では心までも奪われています。韓国料理の美味さに、心を奪われているのです。

新大久保にあるお店としては、韓国料理を紹介せずにはいられません。舌をとろかすような極上の味を提供してくれるレストランが、新大久保にはあります。新大久保へ行くには、山手線の新大久保駅で下車します。駅を降りれば車道は直ぐそこです。雑踏の中に身を任せることになります。

表通りを歩くのも楽しいですが、真骨頂は裏手です。ちょっと辻を曲がってしまえば、異国ムードの漂う通りに出くわします。エスニック料理店が軒を並べる、コリアンタウンが出迎えてくれます。どの店も味自慢で通っていますが、少し店に入るのは待ちましょう。美味そうなB級グルメからいただきます。


↑屋台の定番「ホットク」

色々な屋台が目に付きます。赤や黄色の看板が、それだけでも食欲を刺激してくれます。韓国料理と言えば、真っ赤な唐辛子がふんだんに使ってある激辛料理を想像します。先ずはその辛さに慣れるところから始めます。屋台は試し食いには適しています。試し食いはスーパーの試食とは違います。食べてみたい料理を事前に試してみる、本格的なレストランに行く前の予備選だと思って下さい。ですが、多くの場合は屋台の味で満足してしまいます。辛さを知ってしまえば、もう後戻りは出来ません。

次は、屋台では食べられない本格的な韓国料理を味わいましょう。どこへ入っていいのか迷うところですが、スマートフォンさえあれば困りません。「ワウ新大久保」を見れば、お気に召すお店や料理を見つけられます。舌とお腹に相談をして、今最高に食べたい料理を選びます。写真を見て決めて下さい。

食べたい料理も決まったところで、レストランに向かいます。胃袋にズンと応える匂いがしてきます。席に案内されれば、決めていた料理をメニューの中に探します。検索結果と同じ写真が目に付きます。オーダーも終わり、後は食事が運ばれてくるのを待つばかりです。この時点で、もう口の中はツバであふれていることでしょう。待ちに待った食事が目の前に並べられました。辛さが適度に食欲を掻き立てます。腹いっぱいに食べても、まだ皿の上には料理が残っています。でも安心して下さい。新大久保ではテイクアウトは常識です。家に帰っても、本格的な料理が楽しめます。

2014/08/19 17:11 入力