韓国の定番料理「チャプチェ」の作り方について

「チャプチェ」とは、タンミョンと呼ばれる韓国の春雨（さつまいもでんぷんが原料）と、細切りにした牛肉や野菜、きのこなどを胡麻油で炒めて、甘辛く味付けした料理のことです。韓国でチャプチェは、おめでたいことがある時や、来客をもてなす時の定番料理です。そのチャプチェを作るために、新大久保で材料を買う場合の、おすすめのお店について、ご紹介します。


まず、「韓国広場」は、韓国食材では大手のスーパーです。新大久保の職安通り沿いにあり、ドン・キホーテの対面に位置しています。食品や食材からコスメまで幅広い商品が揃えられており、調味料に関しては、他店よりもやや多めに揃えられています。震災前までは24時間営業でしたが、現在は、深夜営業を縮小しています。意外と穴場なのが、韓国広場の対面にあるドン・キホーテの食品売り場です。常に競合店の価格調査を行っているために、他の韓国食材を扱うスーパーよりも、安い場合も多いようです。

韓国料理の食材を探すのであれば、新大久保駅の改札を右折した新大久保駅前の大久保通りに2店舗、職安通りに4店舗、大久保駅南口から新大久保駅へ向かう裏通りに1店舗の韓国系スーパーがあります。新大久保で材料を買った後は、いよいよチャプチェ作りです。ここでは、美味しい作り方についてご紹介します。

まず、タンミョン（韓国の春雨）を、水につけて40分ほど置きます。その後は透明感が出て、芯がなくなるまで3分ほど茹でます。時間がない時には、そのままお湯で茹でてもOKです。春雨以外の材料（牛肉・人参・しいたけ・玉ねぎ・にら・ピーマン）を千切りにします。牛肉は別に、醤油・砂糖・みりん・オイスターソース・おろしにんにくで、下味をつけておきます。次に、野菜すべてを1～2分さっと炒めます。この時に、塩コショウで味付けをします。炒めたら、お皿に取り出しておきます。次に、フライパンで肉としいたけを炒めます。フライパンで材料すべてを炒め合わせます。その時は、弱火で味付け（醤油・砂糖・ごま油）をし、味を染み込ませます。火を消してからもしばらくはそのままで、味を十分に染み込ませるようにするのがコツです。

チャプチェは、時間が経っても伸びにくく、モチモチ食感と、甘醤油だれの肉と野菜の相性が抜群で、韓国では子供からお年寄りまで、人気のある料理です。彩りが良く、食べごたえも抜群です。簡単に言うと、チャプチェとは、韓国春雨・お肉・野菜のナムルをそれぞれ味付けし、炒め合わせた料理です。ちなみに、タンミョンの原料は、前述しましたようにさつまいもですが、タンミョンと似ている、日本で食べる春雨の原料は緑豆、ビーフンがお米、マロニーはジャガイモが原料となります。
　

2014/10/27 17:40 入力