おいしいチヂミが食べられる新大久保のお店

日本で人気のある韓国料理としては、キムチ、ビビンバ、プルコギ、冷麺、チヂミなどが挙げられます。チヂミは、水で溶いた小麦粉にエビやイカ、カキなどの魚介類の他、ネギやニンジンなどの野菜類を混ぜて平たくのばして焼いたものです。チョジャン（辛口酢味噌）を付けて食べます。見た目が日本のお好み焼きに似ているため、韓国風お好み焼きとして人気があります。日本ではチヂミと呼ばれていますが、韓国ではジョン、プッチムゲ/プッチンゲと呼ばれることが一般的となっています。チヂミはもともと江原道の方言で、ソウルではジョンと呼ぶのが一般的です。このチヂミには、生地に使われている材料や一緒に焼く材料によって様々な種類があります。


↑例）カムジャジョン（ジャガイモチヂミ）

このチヂミの種類としては、ヘルムパジョン（海鮮チヂミ）、キムチジョン（キムチチヂミ）、プチュジョン（ニラチヂミ）、カムジャジョン（ジャガイモチヂミ）などがあります。ヘルムパジョンは、たっぷりのネギとシーフードを小麦粉ベースの生地で焼いたものです。キムチジョンは、小麦粉ベースの生地に細かく切ったキムチとキムチの漬け汁を混ぜて焼いたものです。プチュジョンはニラ入りチヂミのことです。小麦粉ベースの生地にニラとともにシーフードを入れることもあります。カムジャジョンは、すりおろしたジャガイモを焼いて作ったものです。水でふやかした緑豆を挽いたものを生地とするピンデットッもあります。

こうした様々な韓国料理を味わえるお店が多く建ち並んでいるのが新大久保です。家庭的な料理店から高級料理店、デートやグループにピッタリのお店など様々あります。そんな中、おいしいチヂミを食べられる新大久保のお店としておすすめなのは、オリジナル海鮮チヂミを出すお店です。こちらのお店は著名人も通う有名な韓国料理店で、店一番の人気メニューとなっている海鮮チヂミは、ネギやニラ、タコなどの素材を細かく刻み、つなぎと水を必要最低限の量だけで作っているため、素材の味をしっかりと楽しむことができ、サクサクで美味しいです。また、辛いもの好きの方にオススメなのは、青唐辛子ネギチヂミを出すお店です。名前の通り、青唐辛子とネギのみで作られたシンプルなチヂミです。衣が少なめとなっているため、素材の味が最大限に生かされています。中はモチモチで、外はサクサクの触感が楽しめます。もちろん味は辛めとなっていますが、辛さの中に旨味を感じます。


↑例）カキチヂミ

カキチヂミを出しているお店もあります。このカキチヂミは、生のカキを食べるのをイメージして作られており、刺身用の新鮮なカキを、小麦粉と卵と塩のみで味付けしたシンプルなものとなっています。ほどよい塩加減によりカキのうま味が最大限に活かされているチヂミです。このカキチヂミは、10月から3月までの季節限定メニューとなっています。

2014/11/04 17:00 入力