プルコギの簡単な調理法
新大久保エリアには数多くの韓国料理店が軒を並べているほど、異国情緒溢れる街であり、自ずと輸入食材を取り揃えている専門のスーパーマーケットも展開されています。新大久保エリアにおいて、多くの飲食店が提案しているメニューの中には、辛さが苦手な方向けとして、また、日本人の味に近いメニューとしてプルコギ(韓国焼肉)が提案されています。もちろん、本場の味を新大久保の飲食店で味わうのも良いのですが、簡単な調理法によってお店や本場さながらのプルコギ(韓国焼肉)が作れるのも魅力の1つです。
↑写真はイメージです。韓国料理「プルコギ」
プルコギは、牛肉と野菜を甘辛味で炒め煮にする家庭料理の定番であり、韓国でプルは火を表し、コギは肉を表しているため、焼いた肉という焼肉の意味合いでも使われ、新大久保エリアの大衆食堂でも韓国焼肉料理として親しまれています。簡単な調理法として、醤油・砂糖・ゴマ油などの調味料や、ニンニク・ショウガ・ナシなどを加えて作るヤンニョムを牛ロースに漬け込みます。本場では炭火を使って調理することが一般的であり、飲食店では炭火を入れた真鍮製のプルコギ専用となる浅鍋を使って調理されています。中央が盛り上がっている形状のプルコギ専用の鍋は中央で牛肉を焼き、縁に肉汁が溜まる形でもあるので、野菜などを漬け汁と共に焼き煮にします。
輸入食材を提供しているスーパーマーケットでも専用鍋から食材も購入できるため、気軽に家庭でも本場の味を調理することができますが、簡単な調理法としてはホットプレートあるいは、フライパン調理も可能です。作り方として野菜は甘さのある玉ねぎ・人参・ニラ・キノコをはじめ、漬け汁や肉汁を吸い込む春雨も加え、調味液に牛肉を加えて揉み込んで漬け込みます。飲食店や家庭によっては、漬け込まない場合や30分から1時間程度漬け込む場合など様々です。
ホットプレートまたはプルコギ専用鍋、あるいはフライパンを熱してゴマ油をしき、牛肉を中央に、野菜を周りに入れ、たまに混ぜながら焼き煮にしていきます。調理法でははじめの段階から鍋の縁に調味液を加えたり、網やプレートで焼くなど、飲食店や家庭によって調理方法も実に様々です。また味付けは焼肉と言うよりもむしろ、すき焼きに近い甘辛い味付けであり、西と南で調理法が異なるようにプルコギ(韓国焼肉)も異なり、様々な味を楽しめるのも魅力です。また牛肉だけではなく、豚肉や海鮮を用いる場合もありますし、肉を柔らかくするためのコツとなるヤンニョムにナシやリンゴだけではなく、キウイフルーツをプラスさせることで風味も甘味もつき、さらに美味しく調理できます。粉唐辛子ではなく糸唐辛子などを加え、ピリッとさせるプルコギ(韓国焼肉)も提供されています。
2015/11/18 17:27 入力