韓国への入り口「新大久保駅」
JR山手線「新大久保駅」で下車し、山手線の高架下をくぐると、そこはもう小さな韓国です。街を行きかう人々が韓国語を話し、ハングルの看板があふれています。現在は約200件以上もの食堂、韓流ショップ、スーパーがあり、多くの韓国人が働いています。
昨年からのK‐POPブームにより再び盛り上がりを見せている新大久保は、平日でも3万人、土日・祝日は5万人以上もの人の出入りがあります。平日のお昼前から人であふれ、夜6時過ぎになると、駅前はまるで渋谷のハチ公前かのように混雑しています。
さらに今も、続々と飲食店や韓流ショップ、スーパー、カフェがオープンしています。最近では、パックなど韓国化粧品だけを専門に取り扱っているお店とチキン屋さんが一気に増えました。
2009年より相次ぐ、「BIGBANG」「KARA」「少女時代」などのアーティストの日本デビューにより、韓流ファンの世代が大きく変化しました。今までの韓国ドラマや映画などを中心とする、第一次韓流ブームの中年女性から、K-POP・アイドルを中心とする中・高・大学生の若い世代へと変わりました。最近は、連日テレビで韓国ドラマが放送され、新大久保・韓国が特集され、韓国アーティストがテレビに出演し、新大久保専用のガイドブックまでが発売され、数多くの雑誌でも特集され、K-POP専用のシアターができ、韓国へ行く日本人旅行客が増えている等、第一次韓流ブームを上回る韓流フィーバーです。
新大久保は、多くの韓国人と韓国ファンに支えられここまで進化してきました。これからも更なる進化を続け、いずれは正式に「コリアンタウン」というテーマパークになると思います。これからどう変化していくのか楽しみです。
2011/08/18 15:53 入力