韓国伝統餅・伝統茶作り 体験レポート☆
2012年9月「趙善玉料理研究院」の餅・韓菓子・お茶クラスに参加してきました!!
趙善玉(チョン ソンオク)さんが院長を務める、趙善玉料理研究院は、「食べるものは全て薬となり、健康な体をつくるもととなる」という考えの「医食同源~食して癒す」を実践するレシピがメインの料理教室です。
この日のメニューは、「ペクソルギ」という韓国餅の基本である白いお餅と、「五味子茶」という五つの味を楽しめる漢方茶です。
☆授業の流れ☆
みんなで挨拶した後、院長から料理の説明と作り方を教わります。
・「ペクソルギ」は、誕生日や還暦、結婚式、開店式などのお祝いの場で食べられるお餅で、韓国の伝統的な蒸し餅(シルトク)の一種です。ソルギとは「雪のような餅」という意味で、トク(トック)は「餅」を表しています。粉にしたもち米に砂糖を加えて蒸したもので、ふわふわとした食感は餅というよりも蒸しパンに近く、ほのかな甘さの優しい味です。ソルギトクには、豆を混ぜたコンソルギ、果物を混ぜたクァイルソルギ、あずきを混ぜたパッソルギ、栗を混ぜたパムソルギ、よもぎを混ぜたスッソルギなどがあり、そのバリエーションは豊富です。
・「五味茶」は五味という名の通り、甘味、酸味、塩辛い味、苦味、辛味の5つの味があり、各味に対応する脾、肝、腎、心、肺の機能を調和させる働きを持ち、滋養強壮、疲労回復、鼻炎抑制、咳や喘息を押さえる効果もあると言われています。
まずは黒豆使った「コンソルギ」から作っていきます。様々な作り方がありますが、一番シンプルな作り方を習いました。
1.米粉に塩を入れて良く混ぜた後、水を混ぜてふるいに通します。
2.砂糖を加えて混ぜた後、豆を加えて混ぜます。
3.蒸し器に濡れ布巾を引いて型枠を置き、入れて平らにならした後、飾り用豆をのせます。
4.20分蒸した後、5分蒸らします。
蒸している間に、五味子茶を作ります!
蒸している間に、五味茶作りに取り掛かります。五味子を流水で良く洗い、水気を切った後水を注ぎ約12時間つけておきます。
出来上がった後は、お待ちかねの試食会~!!
院長も一緒にみんなで五味子茶とコンソルギを美味しく頂きました♪
※この時飲んだ五味子茶は、事前に院長が作ったものです。
最後に余ったコンソルギと五味子茶のお土産まで頂き、挨拶をして終了しました☆
この日参加した生徒は全部で7名。コンソルギも五味子もとっても美味しく出来ました~♪
皆さんも「趙善玉料理研究院」で“伝統餅・伝統茶作り”を体験してみませんか??
2012/09/14 14:17 入力