ひんやり冷やした豆乳スープに素麺に似た細麺を入れた料理で、夏限定で売り出される場合が多く、冬ではお目にかかるのが難しい料理です。
一般的な材料
・そうめん
・調整豆乳(豆乳でもOK)
・白だし{昆布茶・薄口醤油・水}
・具材 {きゅうり・キムチ・すりゴマ}
コングクスの作り方
①美味しく食べるために、まず器を冷やしておきましょう。
②きゅうりは斜め千切りにし、ゴマはすり、そうめんは湯がきます。
③白だしを作ります。
④ ①の器に豆乳、冷やした白だし、そうめんを入れ、具材をのせて出来上がりです。
コングクスとは
冷たく冷やした豆乳汁に麺を入れた料理で、「コン」は大豆、「グクス」は麺です。喉越しの良さは、食欲をなくした夏場の栄養補給に最適です。
水につけておいた大豆または茹でた大豆を、ゴマ、少量の水とともにミキサーにかけ、どろどろになったものを布巾などでよく漉し、よく冷やしてスープにします。この時、砂糖か塩を加えるとより美味しくなります。小麦粉、そば粉を主体とした麺を茹でた後に冷水で冷やし、大豆のスープに入れて食べます。味付けは少量の塩のみを使います。
冷麺とともに夏の季節メニューとして人気が高く、街中の食堂には季節になると「コングクス開始」の貼り紙が出されます。食堂、粉食店、学生食堂など、多くの飲食店では夏季のみ販売をしますが、1年を通してコングクスを出す専門店もあります。
類似の料理としては、同様のスープにトコロテンを入れたコングクがあります。