韓国のチゲの一種です。肉、野菜、豆腐などといった一般的なチゲの材料と共に、ソーセージ、スパムに代表されるランチョンミート、インスタントラーメンを辛味のスープで煮込んだ大衆的料理です。
一般的な材料
・具材
-魚肉バーグ
-ウインナー
-豆腐
-餃子
-キムチ
-とろけるチーズ
-インスタント麺
-白ねぎ
-ダシダ
・ヤンニョムの材料
-粉唐辛子
-コチュジャン
-醤油
-にんにくみじん切り
-おろしショウガ
-青ネギ
プデチゲの作り方
①ヤンニョムの材料を混ぜ合わせます。
②具材をお鍋に並べます。
③お水とダシダ、①のヤンニョムの材料を入れ、煮込みます。
④インスタント麺と餃子を入れて、さらに煮込みます。
⑤インスタント麺と餃子に火が通ったら、チーズをのせて出来上がりです。
プデチゲとは
野菜、ハム、ソーセージ、ラーメンなどを入れ、煮込んだ鍋です。
由来は、「プデ」は韓国語で部隊という意味で、京畿道(キョンギド)の議政府(ウィジョンブ)で米軍基地から流出してきたハムやソーセージを、チゲに応用したのがことからです。特徴は、通常のチゲ料理と違って洋風の食材を用いて作られることです。議政府市が発祥の地とされるため、現地では発祥の地をアピールするため、議政府チゲの名で呼んでいます。
牛肉でとったスープを鍋に入れ、タマネギ、長ネギ、春菊などの野菜類、白菜キムチ、豆腐、キノコ、タンミョン(春雨)、韓国モチ(トック)など多種多様な材料を加えて煮、ハム、ソーセージなどのほかにランチョンミート、スライスチーズなども用いられます。ラーメンにはインスタントの麺が使われ、味付けには、粉末唐辛子、ニンニク、塩などが用いられます。味付けは辛めです。食堂や居酒屋のメニューにも登場し、また専門店も多いです。
4~5人で一つの大きな鍋をつつくのが一般的ですが、食堂によっては1人前のプデチゲを出してくれるところもごく稀にあります。新大久保のランチでは、一人前のプデチゲをいただくことが出来ます。