干したスケトウダラのスープで、あっさりとした味なので酒を飲んだ翌日に酔い覚ましの目的で食べられることが多いです。魔女たちの22時で美肌韓国料理として紹介されていたそうです。
一般的な材料
・干し鱈
・にんにく
・たかのつめ
・ごま油
・水
・ダシダ
・乾燥わかめ
・青ねぎ
・卵
・こしょう
プゴクの作り方
①干し鱈は裂き、にんにくは薄切り、たかのつめ、青ねぎは小口切りにし、
卵は溶いておきます。
②鍋に、ごま油、にんにく、たかのつめを入れて火にかけ、さっと炒めます。
③ごま油が馴染んだら、水、ダシダを加え、軽く沸騰させます。
④乾燥わかめを加え、わかめが戻ったら、溶き卵を流し入れます。
⑤火を止め、青ねぎ、お好みでこしょうを振り出来上がりです。
プゴクとは
干したスケトウダラのスープです。「プゴ」は漢字で北魚と書き、乾燥させたスケトウダラのことです。北の海でとれる魚という意味で北魚と呼ばれるようになりました。「クク」はスープです。
酒を飲んだ翌日に酔い覚ましの目的で食べられることが多く、プゴヘジャンクク(ヘジャンククは二日酔いの朝に食べる酔い覚ましのスープの総称)と呼ばれることもあります。棒などでよく叩いて柔らかくしたプゴを、ニンニク、ゴマ油とともに軽く炒め、そこに水を注ぎ入れて煮て、味付けには醤油、塩、胡椒などを用い、細ネギ、豆腐、溶き卵などを具として加えて作ります。唐辛子が入らないので、あっさりとした味のスープです。
主に家庭料理として作られますが、専門店も存在します。類似の料理としては、特別な乾燥方法で作ったスケトウダラで作る、ファンテヘジャンクク(またはファンテクク)があります。ファンテ(黄太)は、江原道の山間部で作られ、厳寒期に野外で時間をかけながら乾燥させるのが特徴です。
日本のテレビで紹介されたこともあるので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、別名「美肌スープ」とも呼ばれています。