「チョングッチャン(清麹醤)」とは、茹でた豆を発酵させて作った韓国の味噌で、韓国の家庭では特に冬の時期、この栄養満点で消化もいい味噌「チョングッチャン」を使ってチゲ(鍋)を作ります。このチゲも名前は「チョングッチャン」で、特徴はなんといっても日本の納豆のような強烈な匂いです。
一般的な材料
・具材
-納豆
-豚バラ肉
-大根
-人参
-豆腐
-にんにく
-しょうが
・スープ
-水
-酒
-鶏がらスープのもと
-ゴマ油
-板醤
-醤油
チョングッチャンチゲの作り方
①鍋にゴマ油を入れ、にんにく・しょうが・豚肉を炒め、 豆板醤を入れます。
②切った野菜と水・鶏がらスープ・酒を入れ煮立たせます。
③豆腐を手で崩して入れます。お好みで醤油で味付けをします。
④10分くらい煮込み納豆を入れて出来上がりです。
<ポイント>
納豆を入れるのは食べる直前がベストです。
チョングッチャンチゲとは
大豆を用いて作った味噌の一種、またはこの味噌を用いたチゲのことです。
日本の納豆のような食品ですが、その用途は料理の味付けと風味づけが主となります。「タムブクチャン」とも呼ばれます。漢字では清麹醤と書き、一説には清の国より製法が伝わったため清麹醤と呼ぶようになったと言われています。このチゲは、忠清道(チュンチョンドン)地方の名物で、素朴な味わいが特徴です。風味はやや異なりますが、作る場合には納豆を代用すると良いでしょう。
大豆をワラで包み、暖かいところで3日間ほど寝かせて作ります。テンジャン(韓国味噌)に比べて独特の臭いを持つのが特徴で、チゲを作る場合はトゥッペギと呼ばれる素焼きの器に牛肉、白菜キムチ、豆腐、長ネギ、青唐辛子などの具を入れて煮詰め、チョングクチャンで味付けます。
主に食堂で食べられるメニューですが、すべての食堂にあるわけではありません。
2004年の初めから、韓国ではウェルビンブーム(身体によいことをして、より健康的な暮らしをしようという考え方)が起こり、チョングッチャンは健康食として人気が高まりました。