夏にスタミナをつけるためのスープとして家庭でもよく作られる代表的な韓国鶏肉料理です。
甘みと辛味のある味付けが子供たちにも人気です。残ったスープに麺を入れたり、ご飯を入れて炒飯や雑炊にするのが美味しいです。
一般的な材料
・鶏肉
・野菜{人参・玉ねぎ・じゃがいも・ねぎ}
・ニンニクのみじん切り
・調味料
-醤油
-コチュジャン
-ごま油
-鶏がらスープ
-ごま油
-豆板醤
-唐辛子
・唐辛子の粉
タットリタンの作り方
①フライパンに食べやすい大きさに切った鶏肉と水を入れて煮立たせ、
灰汁と脂を取り除きます(約5分)。
②フライパンの水を捨て、鶏がらスープを肉が充分隠れるほど入れます。
③軽くスープが温まったら、調味料と野菜を入れていきます。
④強火で10~15分ほど煮ます。最後に唐辛子の粉(辛さを調節してください)
とごま油を入れて出来上がりです。
タットリタンとは
鶏肉と野菜を甘辛く煮こんだ鍋料理です。
「タッ」は鶏、「トリ」は日本語の鶏が転化したと言われています。「タン」はスープ料理で、語の意味から考えると鶏という言葉が重複しており、タッのほうを省略してトリタンと呼ばれることもあります。
ぶつ切りにした丸鶏をジャガイモ、ニンジン、タマネギなどの野菜と煮込み、粉唐辛子、醤油、砂糖、ニンニク、ショウガなどを混ぜ合わせた調味ダレで味付けします。
家庭料理として作られるほか、食堂や鍋料理の専門店などで食べることができ、普通の食事としても酒肴としても人気が高いです。1人分で供されることはなく、大勢で囲む鍋料理です。
タットリタンは「チムタク」のルーツになったとも言われ、「タッカルビ」もかつてはタットリタンに酷似していたとの話もあり、鶏肉料理の元祖的な地位にあります。