黒豆、銀杏、エンドウマメ、黒米など様々な穀類、豆類と一緒に餅米を釜で炊いた釜飯です。トルソッパプのみで供されることはなく、多くのおかずとともに定食としてメニューに並ぶことが多いです。
一般的な材料
・米
・黒米
・水
・材料
-栗
-なつめ
-干ししいたけ
-銀杏
-グリーンピース
-かぼちゃ
-生高麗人参
-サツマイモ
-マメ
-アワビ
・ヤムニョン醤油たれ
-濃い口しょうゆ
-刻みねぎ
-おろしにんにく
-ごま油
-ごま
-こしょう
トルソッパプの作り方
①米、黒米を洗って30分程水に浸けておきます。
②石釜に材料を入れて、フタをし中火に5分程かけてから弱火にしてさらに15分、
そして火を止めてから5分むらします。
③最後にヤンニョム醤油たれを混ぜて出来上がりです。
トルソッパプとは
穀類や豆類などを一緒に炊き込んだ釜飯で、「トルソッ」は石釜、「パプ」はご飯です。「ソッパプ」とも呼ばれます。
韓国料理の基本は「医食同源」です。つまり、日常の食事から病気の予防や健康を保つという考え方に基づいています。これは主食であるご飯も例外ではありません。日本でご飯と言えば、基本的には白米のみを炊いたものをいいます。一方韓国では、数種類のお米や豆をブレンドして炊きます。そのおかげで、白米では補い切れなかった栄養素が他の材料によって補われるという、とてもヘルシーでバランスのとれたご飯になります。このことからも韓国の健康へのこだわりが見て取れます。
黒豆、銀杏、エンドウマメ、黒米など様々な穀類、豆類と一緒に米を釜で炊きます。トルソッパプのみで供されることはなく、多くのおかずとともに定食としてメニューに並ぶことが多いです。また普通の定食でも白いご飯のかわりにトルソッパプを出すことがあり、ソルロンタン、テンジャンチゲなどとともに出されることも多いです。また、トルソッパプを専門に出す店も多いです。
類似の料理としては具にナツメ、栗、高麗人参などの漢方食材を加えたヨンヤントルソッパプ(栄養釜飯)があります。