香ばしくて濃厚なスープが栄養満点で、ふんわりやわらかなスープの味が老若男女誰にでも好まれるお料理です。また牛の骨を長時間かけてじっくり煮込んだスープなのでコラーゲンたっぷり入っています。
一般的な材料
・カルビ(できれば骨付き)
・具材
-長ネギ
-大根
-春雨
・スープの材料
-水
-塩
-中華スープの素
-にんにく
-しょうが
カルビタンの作り方
①
下準備をします。
1.カルビを冷水に入れて血抜きをして軽く洗います。
2.長ネギは緑の部分と白い部分にわけ白い部分は食べやすい大きさにカットします。 3.大根はいちょう切りにし、にんにくは叩いて崩れない程度につぶし、しょうがは薄切りにカットします。
②鍋でカルビを軽く両面を焼いて、水・にんにく・しょうが・ネギの緑の部分を入れて約1時間ほど煮ます。
③ ②から長ネギの緑の部分を取り出し、大根・ねぎの白い部分を入れさらに煮込み、大根が透明になったら、塩・中華スープの素を入れ味付けをします。
最後に春雨を入れ、柔らかくなったらごま油をたらして出来上がりです。
<ポイント>
・最初にお肉を血抜きするととっても美味しく仕上がります。
・春雨は煮すぎると、とけちゃうので最後にササッと入れましょう。
カルビタンとは
牛のカルビをじっくりと煮込んで作る高級感のあるスープで、「カルビ」とは肋骨およびそのまわりの肉で、「タン」はスープです。
カルビを長時間煮込んだスープに、ネギやニンニクを加え、塩、胡椒で薄味をつけます。味については、それぞれが食べる際に、塩、タデギ(ニンニクやショウガ、粉唐辛子などを混ぜ合わせたペースト状の合わせ調味料)などを用いてお好みで調節をします。煮込むほどに味の良い部分なのでスープの材料にも格好です。肉は薬味を入れて長時間煮込んでありますので、臭みはないです。カルビはスープを取るだけではなく具としても入っていて、骨のまわりを囲んだ肉を食べることができます。その部分の肉がとても美味しいです。お箸や手を使って上手に食べてみてください。日本では骨なしが一般的ですが、作る際は、ぜひ骨付きを用意して下さい。
焼肉専門店で一品メニューとして出されるほか、一般の食堂でも出すところがあります。