牛の内臓を用いた鍋料理で、「コプチャン」は小腸という意味ですが、「ヤン」と呼ばれる牛の第一胃なども同時に使われます。「ジョンゴル」は野菜、肉などを彩りよく並べ少量の煮汁で煮ながら食べる鍋料理です。牛の内臓、牛肉の他に白菜、タマネギ、長ネギ、春菊などの野菜、キノコ、うどんなどを加え、唐辛子、コチュジャン、醤油などを混ぜ合わせた調味ダレで煮ます。
一般的な材料
・牛の小腸
・牛の胃袋
・牛肉
・野菜{ひらたけ・大根・セリ・玉葱・赤唐辛子・長ネギ}
・麺
・塩・胡椒
・唐辛子味噌
・ヤンニョムジャン(たれ)
-にんにく
-生姜
-コチュジャン
-唐辛粉
-濃い口しょうゆ
-ごま油
-砂糖
-ゴマ塩
コプチャンジョンゴルの作り方
①小腸、牛肉、胃袋と大根を下ごしらえして鍋に入れて、水を注ぎ、十分柔らかくなるまで
煮た後、具は取り出しておき、煮汁はふるいに麻布風呂敷を敷いてこして、澄むようにこし出します。
②ゆでた小腸、、牛肉、胃袋、大根は一口大に適当に細かく切り、
麺はゆでて、すすいだ後、水気を切ります。ひらたけはゆがいて、手で裂きます。
③せりは、そろえて5~6cmの長さに細かく切り、長ネギと赤唐辛子は斜め切りします。
玉葱は、皮をむいて太く千切りにし、にんにく、生姜はみじん切りにします。
④みじん切りにした生姜、にんにく、濃い口醤油、コチュジャン、唐辛子粉
砂糖、ごま油、ごま塩を一緒に混ぜて、ヤンニョムジャン(たれ)を作ります。
⑤ゆでて細かく切った小腸・牛肉・胃袋は、コチュジャン、たれで一様にあえます。
⑥厚いチョンゴル鍋に、きのこ、大根、長ネギ、玉葱、せり等を整然と回し入れて、
真ん中にヤンニョムジャン(たれ)であえた小腸、胃袋、肉と赤唐辛子をきれいに盛って、肉汁を注いで、火にかけます。
⑦ひと煮立ちしたら、ゆでておいた麺を入れ、少し沸騰した後、塩、胡椒でほどよく味付けして出来上がりです。
コプチャンジョンゴルとは
牛の内臓を用いた鍋料理で、「コプチャン」は小腸という意味で、「ヤン」と呼ばれる牛の第一胃なども同時に使用されます。「ジョンゴル」は野菜、肉などを彩りよく並べ少量の煮汁で煮ながら食べる鍋料理のことです。
牛の内臓、牛肉のほかに白菜、タマネギ、長ネギ、春菊などの野菜、キノコ、うどんなどを加え、唐辛子、コチュジャン、醤油などを混ぜ合わせた調味ダレで煮ます。
コンプチャン・ジョンゴルには、コラーゲンがたくさん含まれています。肌の保水成分であることもおなじみのコラーゲンは、もともとは骨や内臓、血管などを構成する成分です。なので女性に人気があります。
主に専門店で食べられる料理です。韓国には、内臓を使用した料理が数多く、焼肉のように食べる「コプチャングイ」、野菜などと炒める「コプチャンボックム」などがあります。