韓国の伝統的な料理で、スープとご飯を組み合わせた雑炊のような料理です。韓国のクッパはスープとおかずとご飯がセットで出され、自分でご飯をスープの中に入れます。スープは辛くないものもあり、ヤンニョムやキムチを入れて好みの辛さにしながら食べます。
一般的な材料
・キムチ
・煮干し
・ご飯
・昆布
・豆もやし
クッパの作り方
①水を火に掛け、キムチ、煮干し、昆布を一緒に入れ10分くらい煮ます。
②10分経ったら塩で味付けをします。
煮干しと昆布を取り出し、ご飯を入れかき混ぜまた2,3分煮ます。
ネギを入れて一煮立ちしたら、火を止め出来上がりです。
クッパとは
「クッ」がスープ、「パプ」がご飯です。スープとご飯を組み合わせた雑炊のような料理で、焼肉店での定番とも言われます。
韓国のクッパと日本の焼肉店にあるクッパには大きな違いがあります。日本の焼肉店にあるクッパはあっさりしたスープに卵などが入り、ご飯も最初から入っていますが、韓国のクッパはスープとおかずとご飯がセットで出され、ご飯を自分で入れます。スープは辛くないものもあり、ヤンニョム(合わせだれ)やキムチを入れてお好みの辛さにしながら食べます。
クッパのうち醤油味のスープにご飯を加えたものを「ジャンクッパプ」と呼び、必ずキムチを添えます。サンジョッ(散炙)という串焼きをのせることもあります。 地方によりバリエーションが多様で、京畿道のスンデ(豚の腸にもち米や春雨を詰めたもの)が入った「スンデクッパ」、釜山など慶尚道に見られる豚肉が入った「テジ(豚)クッパ」、全羅北道全州の豆もやしがたっぷり入った「コンナムル(豆もやし)クッパ」、平安道(北朝鮮領)の肉のスープに緑豆の煎(ジョン)と炒めた豆腐を載せた「温飯」(オンパン)などが特に有名です。