屋台フードの中でもこれだけは食べておきたいという食べ物がこのホットクです。
小麦粉やもち米を良く練って作った生地に黒砂糖やシナモンを混ぜた餡を包み、多めに油を敷いた鉄板の上で揚げるように焼いたもので、日本のおやきに似ています。
一般的な材料
・イースト
・砂糖
・水
・小麦粉
・塩
・牛乳
・中に入れるもの
-黒砂糖
-ピーナツ
-シナモン etc..
・油
ホットクの作り方
①ぬるま湯にイーストと砂糖を入れて
暖かいところで5分ほど発酵させます。
②小麦粉をふるいにかけます。
牛乳、発酵させたイースト、塩を入れて 手に小麦粉をまぶしながらこねていきます。
③ビニールをかぶせて暖かい場所で約3時間発酵させます。(2倍に膨らみます)
④黒砂糖+ 刻んだピーナツとシナモンを混ぜてホットクの中身を作っておきます。
手に油を塗ってタネを一掴みとり、中身を入れます。
⑤油を大目にひいた弱火のフライパンで、両面こんがり揚げ焼きしたら出来上がりです。
ホットクとは
中に蜜を入れたお焼きのようなものです。ホットクの「ホッ」は胡と書いて中国のことで、「トク」は餅です。「中国の餅」という意味ですが、一般に中国料理とはとらえられていません。
小麦粉を練った生地の中に黒砂糖を入れ、マーガリンを塗った鉄板で円形に平たく焼いて作ります。揚げて作る方式の他に、脂を使わず表面をこんがりと焼いて作る方式もあり、また生地に緑茶を練りこんだものや、もち粉を練りこんだもの、ナッツ類をトッピングしたものなど種類は多様化しています。
屋台では、食べる時は厚手の紙で挟むか、二つ折りにして紙コップに入れて渡してくれます。もちっとした生地をかじると中からじゅわっと黒蜜があふれるので、火傷に注意です。繁華街などの屋台で売られている場合がほとんどで、特に冬場はその数が多く見られるようになりますが、スーパーでもホットクを作れるキットが売っています。最近では、新大久保のスーパーにも売られていますし、ホットクの屋台も人気です。