韓国のジャジャン麺は、韓国ドラマでもよく見かける料理ですが、韓国では中華料理として認識されています。麺の上にみじん切りにしたタマネギや豚肉が入った黒味噌がたっぷりかかっていて、食べる際は麺と味噌がよくからむように、箸で全体をよくかき混ぜて食べます。甘めな味です。
一般的な材料
・中華麺
・玉ねぎ
・じゃがいも
・ミンチか、細かく切った豚肉
・オットゥギ チャジャンの素(又はチャジャン)赤味噌でも代用可
・きゅうり
ジャジャン麺の作り方
①玉ねぎ、じゃがいもをさいの目に切ります。
フライパンに適量の水を沸かし、そこへ入れます。
②じゃがいもに火が通ったら、チャジャンの素を加えます。
③湯がいた麺にチャジャンソースをかけて、
千切りきゅうりをのせたら出来上がりです。
ジャジャン麺とは
「ジャジャン」とは味噌を炒めるという中国語で、漢字では「炸醤」と書き、「ミョン」は麺です。漢字では「炸醤麺」と表記されます。
豚肉、タマネギなどを、チュンジャン(春醤)と呼ばれる黒い味噌とともに炒め、水溶き片栗粉でとろみをつけて麺にかけます。食べる際は麺と味噌がよくからむように、箸で全体をよくかき混ぜます。中華料理にルーツがあり、韓国でも中華料理として認識されています。一般の食堂でも稀に見かけますが、主に中華料理屋にて食べるメニューです。店から近い場所には出前も行っている場合が多く、出前、外食の代名詞とも称されています。また、味がよい上に安価であることから小さい子からお年寄りにまで愛されるポピュラーな料理です。
韓国ジャジャン麺(又はチャジャンミョン)の種類は材料や作り方によって「チャジャンミョン」、「カンチャジャン」、「サチョンチャジャン」、「ユモチャジャン」、「サムソンチャジャン」と大きく5つに分かれています。中でも一番ポピュラーなのがノーマルなチャジャンミョンとカンチャジャンです。カンチャジャンは、チュンジャン(黒味噌)に水とでん粉をいれずに、ただ油で炒めたもの。ふつうのチャジャンミョンよりもタマネギが多くて少し油っこく、麺とソースが別々に出てきます。
類似の料理としては、チャジャンを麺ではなく、ご飯にかけた「ジャジャンパプ」、チャーハンにかけた「ジャジャンポックムパプ」などの料理があります。