韓国版海苔巻です。日本の海苔巻と見た目は似ていますが、具や味にかなり違いがあります。
主な具はたくわん、カニカマ、玉子、ニンジンなどで、海苔につけられたゴマ油が香ばしさを倍増しています。種類はチーズキンパ、キムチキンバ、牛肉キンバなどなど沢山あります。
一般的な材料
・米
・ごま油
・塩
・炒りごま
・焼き海苔
・お好きな具なんでも
-魚肉ソーセージ
-ほうれん草
-にんじん
-シイタケの甘辛煮
-きゅうり
-卵焼き
・ほうれん草とにんじん用のごま油と塩
キンパ(キムパブ)の作り方
①にんじんは細切りにしてレンジで加熱し、ほうれん草もラップしてレンジで
加熱します。それぞれにごま油と塩を混ぜてナムルにしておきます。
②ソーセージときゅうりは縦に1/4に切り、卵焼きも同じ太さに切っておきます。
③固めに炊いた米にごま油と塩と炒りごまを混ぜて冷まします。
ごま油のお陰で冷めても固くならなりません。塩はお好みで加減してください。
④焼き海苔に3のご飯を薄く伸ばし、中央に具を少しずつ置いて一気に巻いていきます。
巻終わりはごま油を塗っておけばはがれてきません。
<ポイント>
すのこが無くてもラップで巻けます。
ラップのまま冷蔵庫にも入れられます。
ごま油が入ったご飯なので、冷めても固くならないし、切りわける時に包丁にくっつきません。
キンパ(キムパブ)とは
韓国風海苔巻です。「キム」は海苔、「パプ」はご飯です。
海苔の上にごはんを敷き、具を芯にして円形に巻きます。具には牛肉、卵焼き、たくあん、ほうれん草、ニンジン、シイタケ、ソーセージ、キムチ、ツナ、チーズなど多種多様なものが用いられます。日本の太巻きと同じく複数の材料を具として入れるのが一般的ですが、仕上げとして外側の海苔にゴマ油を塗ることが多く、日本の海苔巻よりも香ばしいです。
屋台、粉食店、食堂などで売られるほか、家庭でも多く作られます。特に外出時や行事などの弁当としては欠かすことのできない料理です。
中に入れる具によって、ソゴギキンパ(牛肉海苔巻き)、キムチキンパ(キムチ海苔巻き)、チャムチキンパ(ツナ海苔巻き)、チーズキンパ(チーズ海苔巻き)などと呼ばれます。また海苔を内側に巻いて裏巻きにしたヌードキンパ、おにぎりの別名であるサムガッキンパ(三角キンパ)などの種類もあります。慶尚南道統営市の地方料理として知られる、具を何も入れず細巻きにしたチュンムキンパ(忠武キンパ)も有名です。