生キムチ(コッチョリキムチ)は熟成させないキムチのことです。
味付けをして熟成させず、そのまま食べれます。熟成させないことにより、酸っぱさがないので、酸っぱいキムチが苦手な方にはお勧めです。そして味付けも少し甘めなので、食べやすいと思います。ごま油を使用するので和えものに近い感じかもしれません。
一般的な材料
・白菜
・牡蠣
・長ネギ
・ミニネギ
・生キムチの素
-粉唐辛子
-砂糖
-ニンニク
-生姜
-イワシのエキスかアミの塩辛
-醤油
-ゴマ油
-ゴマ
コッチョリキムチの作り方
①まず野菜を切ります。
・白菜は長さ5cm、幅1cm
・長ネギは斜め輪切り
・ミニネギは3~4cm に切ります。
②白菜を塩水に浸ける。
・切った白菜を洗って塩水に浸けます。
・白菜が浮かないように重しをして六時間を目安に置いて下さい。
(夜浸けておいて翌日に洗う場合は塩の量を20%減らして下さい。)
③6時間が経ったら浸けておいた白菜を洗います。
この時必ず味見をして塩辛くないか確認しましょう。
もし、塩辛かった場合は少し水を流してから、。水気が抜けるようにざるに上げておきます。
④牡蠣を塩水で洗い、洗ったらざるに上げておきます。
⑤和えます。
・ボールに材料を全部入れて生キムチの素で和えていきます。
この時、牡蠣は崩れないように後で入れて下さい。
味見をして最後の味の調整をしてゴマ油を入れて出来上がりです。
コッチョリキムチとは
コッチョリは、漬けた後すぐに食べることが出来るキムチで、爽やかな白菜の味が絶品です。
一般的にコッチョリは、オルガリ白菜(晩秋や初冬に植える白菜)を主に使用します。薄いオルガリ白菜をきれいに整えて4〜5センチの長さに切り、塩水に漬けます。1時間ほどしたら、きれいな水で優しく手洗いし、水気を切ります。赤唐辛子と青唐辛子は種を抜き、斜めに切っておき、フユネギはオルガリ白菜と同じ長さに切り、冷やした糯米粉の煮溶かし汁と赤唐辛子、ニンニク、砂糖、塩をミキサーにかけ、調味料を作ります。塩漬けにしたヨルム(大根の若菜)とオルガリ白菜にフユネギ、赤唐辛子、青唐辛子、調味料を入れ、軽く混ぜ合わせて盛りつけます。混ぜすぎると、青臭くなって味が落ちるので、注意が必要です。白菜以外にも、サンチュ・ニラ・たんぽぽ・ほうれん草など様々な野菜で作ることが出来ます。
特徴は、一般的なキムチとは異なりすぐに作り、すぐ食すことが出来るのに、味は他の発酵させたキムチの味と同じという点です。
キムチを食べ終わり、次のキムチがまだできていない時に食べることが多く、即席で作る料理なので、その時の気分に応じてごま油や塩・ごま、梨などを入れ、香ばしい風味をもつコッチョリへアレンジすることが可能です。特に、野菜の新鮮な味を楽しみたい時は、コッチョリは堂々とキムチの役割を果たしてくれます。また、焼肉との相性が非常に良く、キムチの酸味がカルビの味を損ねることなく、香ばしくさっぱりした味で、優れた脇役としての役割を立派に果たしています。