魚、または魚のあらでダシをとった辛い鍋料理で、「メウン」は辛い、「タン」は鍋、スープ料理の総称です。直訳すると辛い鍋という意味になります。
主に白身の魚を用いて作られる料理で、魚のほかに、大根、春菊、セリ、豆腐などの食材を加え、味付けは、唐辛子、ニンニク、コチュジャンなどを用いて辛く仕立てます。

一般的な材料

・白身魚のあら 鱈の切り身  
・アサリ （又ははまぐり）  
・豆腐  
・大根  
・春菊  
・長ネギ  
・豆もやし  
・青唐辛子 
 
・調味料  
　－コチュカル(韓国唐辛子)  
　－薄口しょうゆ  
　－おろしにんにく  
　－おろししょうが  
　－塩

メウンタンの作り方

①鱈は食べやすい大きさに切り、白身魚のあらはよく洗っておきます。
　次に豆腐、野菜類を適当な大きさに切ります。

②沸騰したお湯に調味料と大根を入れ火を通します。
　次に鱈、魚のあら、アサリ、豆腐を入れひと煮立ちさせます。

③最後に残りの春菊、長ネギ、豆もやし、青唐辛子を入れ塩で味を調えたら
　出来上がりです。

＜ポイント＞
魚のあらは臭みがあるので、煮る前によく洗っておくことが大事です。
肉のチゲと違って魚のチゲの場合は辛さが増すので、辛いのが苦手な方は、青唐辛子を入れない方がいいと思います。

メウンタンとは

魚、または魚のあらでダシをとった辛い鍋料理で、「メウン」は辛い、「タン」は鍋、スープ料理の総称です。直訳すると辛い鍋という意味になります。
主に白身の魚を用いて作られる料理で、魚のほかに、大根、春菊、セリ、豆腐などの食材を加えます。味付けは、魚から出ただし汁に醤油、にんにく、唐辛子などで辛味をつけたスープです。唐辛子、ニンニク、コチュジャンなどを用いて辛く仕立てます。
韓国では刺身を食べる際、魚１匹丸ごとを購入することが多く、市場、刺身専門店などでは、刺身を食べた後に残ったあらを使用してメウンタンを作ることが多いです。メウンタンを一品料理として出す店もあり、その場合はあらだけでなく魚を丸ごと使うこともあります。海水魚だけでなく、淡水魚を使用して作るメウンタンも多く、利用される魚としてはフナ、ナマズ、コウライケツギョなどがあげられ、海水魚としては、ヒラメ、タイ、イシモチ、ニベ、タラ、クロソなど多様な魚が用いられます。
家庭で作られるほか、市場、刺身専門店などで食べることが出来ます。