テナガダコをぶつ切りにし、タマネギ、長ネギなどの野菜とともに炒めた料理で、唐辛子がたっぷり入り、韓国料理の中でも特に辛い部類に入る料理です。
一般的な材料
・イイダコ
・粗塩
・玉ねぎ
・白ネギ
・赤唐辛子
・青唐辛子
・ごま油
・タンミョン
・トック
・イリコ出汁
・炒りゴマ
・ヤンニョムのたれ
-粉唐辛子
-激辛唐辛子
-醤油
-砂糖
-水あめ
-酒
-ニンニクみじん切り
-生姜みじん切り
-胡椒
ナクチボックムの作り方
①ヤンニョムのテたれを作り寝かせておきます。
タンミョンとトックを水で戻しておきます。
②タコのワタ・スミ袋・目玉を切り取り粗塩で強く塩もみし、
水でしっかり洗い、食べやすいサイズに切ります。
③ ②のタコを①のヤンニョムと和えます。
④玉ねぎ・白ネギ・赤唐辛子・青唐辛子を斜めにスライスします。
⑤ ④の野菜をごま油を引いた鍋で炒めます。
⑥ ⑤にタコ・タンミョン・トックを加え、イリコ出汁を注ぎいれ強火で加熱します。
⑦ 煮立って2~3分たったら、軽く混ぜ炒めて炒りゴマをかけて出来上がりです。
ナクチボックムとは
テナガダコを野菜などと甘辛く炒めた料理です。「ナクチ」はテナガダコ、「ボックム」は炒め物です。
日本ではあまり馴染みのないテナガダコですが、韓国では、炒め物や鍋物など、多くの料理に用いられます。足をぶつ切りにしたテナガダコをタマネギ、ネギ、青唐辛子などの野菜とともに、粉唐辛子、コチュジャン、醤油などを混ぜ合わせた調味ダレで炒めます。
居酒屋などでおつまみとして出されるほか、専門店では焼肉のように鉄板で炒めながら食べます。
類似の料理としてはテナガダコのかわりにスルメイカを用いた「オジンオボックム」があります。またテナガダコを用いた料理には、テナガダコを鍋料理に仕立てた「ナクチジョンゴル」、活きたテナガダコをぶつ切りにして粗塩とゴマ油で食べる「サンナクチ」などがあります。テナガダコ料理全般は、産地である全羅南道の木浦(モッポ)が有名です。