ソルロンタンは牛の足の骨や臀部の肉、あばら骨、足の筋肉、牛舌、肺、脾臓、その他さまざまな肉を鍋に入れて煮立て、ダシをとったスープにご飯やお好みでキムチなどを入れて食べます。
一般的な材料
・牛骨
・牛スネ (スネ意外にもタンやテールお好きな部位でも可)
・ネギ
・生姜 適当に厚めにスライス
・にんにく
・水
・塩
・出来上がり後の調味料
-塩
-こしょう
-ご飯やそーめん
-キムチ
ソルロンタンの作り方
①血抜きのため、牛骨を冷水に最低1時以上浸します。
②牛骨を鍋に入れヒタヒタに水を入れ4〜5分煮こぼします。
③煮こぼした牛骨を流水で表面ゆよく洗います。
④底の深い鍋に牛骨、牛スネ肉、ネギ、生姜、にんにく、水を入れ、煮立たせ、
沸騰したら弱火で30分煮ます。アクはマメに取ります。
⑤ 30分経ったら牛スネ肉、生姜、にんにく、ネギを取出します。
取り出したスネ肉はチャーシューの厚さ位に切っておきます。
⑥ 10時間以上煮込むのが本格的な作り方です。スープが出来たらお好みで
塩こしょうしてご飯やゆでたソーメン、キムチを入れて出来上がりです。
<ポイント>
煮込む時間が長くなればなる程、スープは綺麗な白濁色になります。
どんなに煮込んでもコムタンスープのようなギトっとした味にならず、純粋な牛のダシの味わいがいただけます。
ソルロンタンとは
牛肉、牛骨、内臓などの各部位を煮込んだミネラルたっぷりのスープです。
特に決まった漢字表記はなく、各店ごとに先農湯、または雪濃湯などの当て字を利用しています。
大きな鍋にたっぷりの水を注ぎ、生姜、ネギ、ニンニクなどを匂い消しとして加え、丁寧にアクをすくいながら煮こんでいきます。牛は基本的に肉、骨、内臓などすべての部位を使用し、長時間じっくり煮ることによって、肉と骨の旨みが溶け出し、乳白色のスープが出来上がります。充分に煮こんだら骨は取りだし、肉や内臓部分など食べやすい大きさに切り、具として利用します。トゥッペギと呼ばれる1人用の土鍋に移し、塩、みじん切りネギ、タデギ(醤油、塩、ニンニク、生姜、唐辛子などを混ぜた合わせ調味料)などを添えて供します。味付けは薄く、食べる人がこれらの調味料を用い自分で好みに味つけ、ソルロンタンの中にご飯を入れて食べても美味しく、初めからご飯が入って出てくる場合もあります。
消化が非常に良いので、子供からお年寄りまで愛されるメニューです。
主に専門店で食べるメニューですが、普通の食堂でも出しているところもあります。類似の料理としては、「コムタン」、「トガニタン」などがあります。