棒状の餅を厚揚げや、キャベツ、ねぎ、にんじんなどの野菜と炒め、コチュジャンと砂糖で甘辛く煮たもので、ピリ辛ソースとぽってりとした餅がよくあった逸品です。韓国の屋台で必ずといってもいいほど売られていて、特に女性や子供の人気が高いです。
一般的な材料
・餅
・野菜{長ネギ ・キャベツ}
・韓国おでん
・調味料
-コチュジャン
-しょうゆ
-砂糖
・ごま油
・牛ダシダ
・にんにく
・水
トッポッキの作り方
①長ネギとにんにくをスライスして、熱したフライパンで炒めます。
②そこに餅と水を入れて餅が柔らかくなるまで煮ます。
③餅が柔らかくなったらキャベツと韓国おでんを入れます。
④調味料を混ぜます。
⑤ダシダを入れた後に混ぜておいた調味料を入れて、味を整えます。
⑥最後にごま油を回し入れたら出来上がりです。
トッポッキとは
うるち米で作った餅を野菜などと炒めたもので、「トッ」は餅、「ポッキ」は炒めるです。「カレトク」、または「ヒントク」と呼ばれるうるち米で作った棒状の餅を、野菜などと一緒に甘辛く煮つめて作ります。
野菜にはタマネギ、ニンジン、長ネギなどを用い、味付けにはコチュジャン、粉唐辛子、砂糖などを用います。トッピングとしてギョウザ、ゆで卵、おでん(おでんに入る練り製品のこと)などを加えます。コチュジャンと砂糖、水あめで甘辛くじっくりと炒めて作ります。
家庭で作られるほか、屋台、粉食屋などで簡単に食べられることが多く、特に女性や子供の人気が高いです。屋台料理としては代表的な地位にあり、街角の屋台では学生たちが間食として食べている姿もよく見かけます。トッポギは一皿に盛られる量もボリュームがあるので、それだけでもお腹一杯になってしまいます。しかし、韓国では食事の席でおかずとして食べるというよりも、むしろお腹がちょっと減った時に、スナック感覚で食べるおやつのような存在です。またその一方で、食事の代わりになるほど具の豪華なトッポッキを出す専門店もあり、ソウルの新堂洞(シンダンドン)が特に有名です。新堂洞には同業の店が林立するトッポッキタウンが形成されており、新堂洞トッポッキの名前は全国に広く知られています。
類似の料理としては具にインスタントラーメンの麺を加えたラポッキがあります