生の魚介の韓国風刺身、あるいは野菜などとの和えもので白身魚が主流です。
一般的な材料
・お好みの刺身(まぐろ、鯛、ハマチなど)
・サニーレタスやサンチュやエゴマ
・玉ねぎ
・カイワレ大根
・ヤンニョンたれ
-しょうゆ
-ごま油
-酢
-いりごま
-砂糖
-コチュジャン
-ニンニク
フェ(刺身)の作り方
①玉ねぎは薄くスライスして氷水にさらしておき、レタスや、カイワレ大根も
それぞれに洗い、器に盛ります。
②ヤンニョンたれを作ります。
③食べる前に、野菜の上に刺身を盛り出来上がりです。
ヤンニョンは全体にかけるのではなく、各自取り分けて使う方がいいと思います。
フェ(刺身)とは
韓国風刺身です。漢字では鱠、または膾と書き、前者は魚介の刺身、後者は肉の刺身を表します。魚介の刺身については、日本語の「サシミ」という言葉も残っています。
韓国では主に白身魚が好まれるため、魚介の刺身はヒラメ、マダイ、クロダイ、イシダイ、カレイ、クロソイ、ボラ、フグなど多くの魚が食べられています。同様に、スルメイカ、ヤリイカ、ナマコ、ユムシなどの刺身も人気が高いです。
刺身の調理法としては3枚に下ろしてから薄切りにする方法と、骨ごと細切りにするセコシの2種類があり、セコシという言葉は日本語の「背越し」が残ったものとされています。セコシで調理される刺身としては、小さなヒラメやカレイ、アナゴ、アイナメなどがあります。
一般的な刺身の食べ方は焼肉と同様に、サンチュやゴマの葉などの葉野菜で包んで食べ、薄切りにしたニンニク、刻んだ青唐辛子、サムジャンと呼ばれる味噌などを一緒に包みます。その他にも、チョコチュジャン、またはチョジャンと呼ばれる、コチュジャンと酢などを混ぜ合わせたタレで食べることもあり、また日本式に醤油とワサビで食べられたりもします。
肉の刺身の代表格はユッケで、同様に牛の内臓を使用した刺身もあり、レバーの刺身は「カンフェ」、センマイの刺身は「チョニョプフェ」と呼ばれます。
魚介の刺身は専門店、日式料理店、市場に併設された専門店などで食べられます。
肉の刺身は肉料理を扱う専門店の一品料理としてメニューに並び、また韓定食、宮廷料理の一品として出されることもあります。