韓国から生まれたもので、唐辛子を使った料理を日頃からたくさん食べる韓国ならではのチキンです。
甘辛い韓国産唐辛子やコチュジャンをベースにしたタレを絡めたもので、バリエーション豊富で辛さの調節も出来る韓国版タンドリーチキンです。
一般的な材料
・鶏もも肉
・キムチの素
・片栗粉
・揚げ油
・ヤンニョンのたれ
-コチュジャン
-スイートチリソース
-ケチャップ
-醤油
-みりん
-酒
-すりごま
-水
-粉唐辛子
ヤンニョムチキンの作り方
①鶏肉を一口大に切りビニール袋に入れ、キムチの素を入れてよく揉み込み10分ほどおいておきます。
②ヤンニョンのたれの材料を鍋に入れてよく混ぜて軽く火を通します。
③ ①に片栗粉をまぶして、170度に熱した油でからりと揚げます。(揚げ上がりに180度くらいまで上げるとカリッと揚がります。)
④ ②に③を入れて手早くあえて出来上がりです。
<ポイント>
コチュジャンが多すぎると、粉っぽくなりやすいので辛みは粉唐辛子で調節することをオススメします。
ヤンニョムチキンとは
骨付きの鶏肉を揚げた韓国風フライドチキンに、甘辛いヤンニョムソースをからめたものです。
韓国では90年代からフランチャイズ系のチキン屋さんが大流行しました。今では50近くものフランチャイズ店があり、全国には8000件程の加盟店があると言われています。韓国に来られた方はわかると思いますが、ソウル市内はもちろん地方の田舎街に行っても必ず、このチキン屋さんがあります。そして中華料理やピザと同様に電話一本で自宅まで配達してくれるのが特徴です。韓国は出前大国と言っても過言ではないほど、出前文化が発達しています。そのほとんどをジャジャン麺とチキンが占めているそうです。余談ですが、マクドナルドなどのファーストフード店も一人前から出前をしてくれるそうです。
最近は時代の流れと共に消費者のニーズが多様化し、多くのお店が誕生するようになりました。オリーブオイルを使って揚げたチキンなどヘルシー志向なものも出てきています。
そして今、新大久保にもチキン屋さんがぞくぞくとオープンしています。やっと、韓国本場のチキンが日本でも食べれるようになりました。